子言（こげん）

ー子供の言葉ー


「ママ、最近数学が難しくなってきたんだけどね」

教科書をもってきて、見せる娘。

「うんうん、これ難しいよね」私。

「これでつまづいたって？？」娘。

「…はは。言ったかあ？」私。



「英語が難しくなってきたんだけど」

「でもね、ん、できるよ。」

「たぶん、英語は好きだからだと思う。」

「それはいいことだ」私。

「好きこそものの上手なれ！ってね」娘。


好きなものは伸びる。伸びないものは、興味がない。

行きたい方に行く。　　行かせても、行きたくなかったら行かない。





てんとう虫さん、ちょっとデスクに遊びに連れて来てみた。

てんとう虫さんは、勉強には興味がない。

文具にも興味ない。

金具は避けて通る。向きを変えた。どこ行ったらいいのか、迷いだした。





































葉っぱの座布団持ってきたら、置いてみたら、あらあら、上って座ってくれた。





































色々持って来てみてみるのはいいけれど、無理にやったら、嫌われそうだ。


子供の事も、一緒かな。


好きなものには自分で近づく。


だから、どんなものに近づいて、やろうとしているのか、応援したい。


楽しそうな「笑顔」観て居たい。





ただ観ているだけでも良さそうだ。


かえって、その方が、良さそうだ。


自分に自信をもって、生き生き取り組んでいる機会が


いっぱい見つけられそうだ。




テントウムシさんは、すぐに庭に返す。


好きなところに行った。


好きな道を行くのは、私も嬉しい。







勉強は、自分の好きなことが隠れている「宝の山」だと思います。



やればやるだけ、自分の選択の範囲が広がりを見せます。



でも全部できなくてもいいし、嫌いなのがあってもいい。



得意でなくても、好きで今一個一個やっているもの。



そんなものを大事にしよう。



どんなことが好きなのかな？



そんなことに思いを馳せるのも、親の楽しみです。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルミネ